ゆるり中学のあとの進路って、やっぱり通信制しかないのかな…。



そう思っちゃうよね。でもね、全日制でも、手厚く支えてくれる学校があるんだよ。



ほんと? どんなところ?



名古屋市東区にある「菊武ビジネス専門学校」を、見学させてもらったよ。いっしょに見てみよう。
菊武ビジネス専門学校を見学してきました


| 見学日 | 2026年7月17日 |
| 見学先 | 菊武ビジネス専門学校(名古屋市東区) |
| 学校の種類 | 高等専修学校(中学校卒業後に入学する課程) |
中学校を卒業後の進路は、いろいろな進学先があるようになりました。その中でも、専修学校と呼ばれる中学校があります。どんな場所なのか全く知らない‥。
ということで、不登校を経験した子の進路先のひとつとして、見学させていただきました。
ここに書くのは、あくまで、わたしが見て、聞いて、感じたことです。参考程度に読んでいただけたらうれしいです。
高等専修学校って、どんなところ?
- 専修学校のうち、中学校を卒業した人が入学する「高等課程」のこと
- 「高卒資格」と「専門分野」の学びを、いっしょに目指せる
- 不登校を経験した生徒さんへの、手厚いサポートがある学校も
- 公的な学費の支援(学割・就学支援金)の対象
菊武ビジネス専門学校は、この高等課程にあたります。高校の学びとビジネスの学び、2つがまざったような学校でした。
公式サイトによると、姉妹校の菊華高等学校(通信制課程)との「技能連携」というしくみで、卒業するときに高校も同時に卒業できるそうです。
時間割には、電卓やビジネス基礎、簿記などの授業が入っていて、資格を取得する生徒さんもたくさんいるそうです。
校長先生が大切にしていること
校長先生に、学校として「大切にしていること」をお聞きしました。
在籍している生徒さんのうち、不登校を経験した子は3分の1ほど。だからこそ、「楽しい学校」「自信を増やす」をいちばんに考えているそうです。
- 学びが違う:中学1年生の内容から、もう一度学びなおせる
- 愛情教育:伴走型。一人ひとりに合わせて、とことん先生が見る
- やればできる気持ちを育てる:全部に○がつくように。挑戦したい資格には、どんどんチャレンジ
- 居場所をつくる:おもしろ部活。生徒さんがやりたいことを、どんどん部活にしていく


校長先生が顧問の「ファンタ部」もあるんだとか(笑)。
「好き」から居場所ができていくって、いいなと思いましたし、「自分の居場所ができる」ことを大切にしてます。
生徒さんとの距離が、近い
私が見学した学年は、1クラスは40人ほど。多くの生徒さんが学んでいました。中学校では学校を行かない選択をしていた子もここに来てから学校生活を送っている生徒さんも少なくないとか。
見学の日は、ちょうど終業式。それぞれの教室の前の廊下で、担任の先生から通知表を受け取る姿が見られました。
廊下で、お誕生日のサプライズ


教室の前で「○○くん!」と廊下まで呼んで、「お誕生日サプライズ! おめでとう!」と、手のひらサイズの小さな贈り物を渡していた校長先生。
うれしそうな生徒さんの顔が、印象的でした。
校長先生からいただくって、きっと、本当にうれしいと思う。私もニンマリ。
「学校、楽しい?」と聞いてみた
校長先生、突然のインタビュー。
「○○ちゃん! ちょっといい?」と、授業中でもサクッと廊下に呼び出して、なんの前触れもなく「学校、楽しい?」と聞いてくれました。
めっちゃ楽しい!
生徒さんは、笑顔ですぐにそう答えてくれました。
懇談会の日も、校長先生は校内を歩く


懇談会の時間、校長先生は校舎の中を歩き回っているのだそう。次々に教室に入っていくんだとか(笑)。
保護者一人ひとりに会いに行って、様子を聞いたり、伝えたりしているそうです。



学校の色は、校長先生で決まるのかもしれない。見学のあいだ、何度もそう感じたよ。(あくまで、あっこの感想です)
子どもを見学に連れて行くのが、むずかしいときは



本人といっしょに見学するのが大切なのは、わかってる…。でも、素直に「行く!」ってならなくて‥。
行くまでが大変、というお話は、ゆるゆるトーク会でもよく聞きます。そこで、校長先生に聞いてみました。
まずは、親御さんだけでも来てください。そして、お子さんの近くにパンフレットを置いてあげてください。子どもから動き出しますよ。
今すぐ子どもが動けなくても、親が先に知っておくことはできる。
そう思えるだけで、少し気持ちが軽くなりましたし、焦らないことかなと。焦らないことが本当に大変なんだけど‥。
すぐに「通信制」と決めなくても、いいのかもしれない
学校に行けない時間が続いていると、「毎日通うのは、むずかしいかも」と、中学のあとの進路に、まず「通信制」が浮かぶ方も多いと思います。
もちろん、通信制も、すてきな選択肢のひとつです。
でも、全日制でも、手厚く支えてくれる学校があります。
見学で伺ったお話では、菊武ビジネス専門学校は、途中で通信制に切り替えることもできるそうです。
学園祭や、いろいろな行事。友だちと過ごす、学生時代の青春。
「経験してみたい」「経験させてあげたい」
そんな気持ちは、子どもの中にも、わたしたち親の中にも、きっと、どこかにあるんじゃないかなと思うのです。
- 「うちの子には無理かも」と決めてしまう前に、まずは学校に相談してみられたらいいな
- 全日制でも、その子に合わせて支えてくれる学校があることを、知っている親が増えたらいいな
- 通ってみて、どうしてもしんどいときは、通信制に切り替える道もある。そんなふうに、ゆるやかに選べたらいいな
最初から、ひとつに決めなくても大丈夫。
見てみて、相談してみて、それでもどうしてもむずかしければ、そのとき通信制に切り替えてもいいのではないか。
わたしは、そう思っています。
おわりに


先生と生徒さんの姿は、ホームページを見ているだけでは、わからないことがたくさんあります。
学費や学校のしくみも、もちろん大切。そのうえで、「どんな方が、どんな思いで生徒さんと関わっているのか」を、自分の目で見て、肌で感じてみることも、進路選びの大切な一歩だと感じました。
あたたかく迎えてくださった菊武ビジネス専門学校のみなさま、本当にありがとうございました。



進路のこと、ひとりで悩まなくていいんだね。



うん。ゆるゆるトーク会でも、いっしょにお話ししようね。
※この記事は、2026年7月の見学時に伺ったお話と、わたしの感想をもとにしています。学校のしくみや最新の情報は、菊武ビジネス専門学校の公式サイトでご確認ください。



参加してみたい方、聞いてみたいことがある方は、Instagram(@yuru2_talk)のDMに「問い合わせ」、または公式LINEから送ってね。



はじめての方も、おひとりでも、だいじょうぶだよ。

